カトリックなどについて勉強した

16世紀に入ると、ルネサンスはアルプス以北の国々にも広がりました。その精神は宗教改革にも大きな影響をあたえました。一方、科学技術の分野でも著しい進歩が見られイスラーム世界を経由して中国から伝わった火薬・羅針盤が改良されらグーテンベルクが圧搾式の活版印刷術を発明しました。また、コペルニクスやガリレイのとなえた地動説は、人びとの宇宙観や世界観を大きく転換させるきっかけとなりました。カトリック教会は改革を求める声にこたえようとせず、贖宥状の大量販売など世俗化の傾向が著しくなりました。これに対し、ドイツのルターは1517年に九十五カ条の論題を発表して、人は信仰のみによって救われることを説きました。この説によって、教皇の権威や教会組織を否定されることをおそれたカトリック教会は、ルターを破門しました。彼はギリシア語原典から「新約聖書」をドイツ語に訳し、民衆が聖書を読めるようにしました。この間、ドイツではルター派とカトリック派の諸侯の対立から内乱がはじまりました。この内乱は、1555年に結ばれたアウクスブルクの和議によって一応の決着を見て、ルター派の信仰はドイツ北部と北ヨーロッパ諸国を中心に広まりました。